【初心者向け】キャッチャーに必要な道具は?ミット・防具・ファウルカップを解説

草野球の始め方

初心者の方がキャッチャーをしてみたいと思っても、

「キャッチャーをするには、どんな道具が必要?」
「防具も全部自分で揃えないといけないの?」
「キャッチャーミットは絶対必要?普通のグローブじゃダメ?」

など、わからないことも多いですよね。

結論から言うと、キャッチャーをするために必要になる主な道具は、

  • キャッチャーミット
  • キャッチャー防具一式
  • ファウルカップ

などです。

ただし、すべてを自分で購入する必要があるとは限りません。

草野球チームによっては、キャッチャーミットや防具をチームで用意している場合があります。

そのため、これからキャッチャーを始める方は、まずチームに「キャッチャー用の道具は借りられるか」を確認してみましょう。

この記事では、野球歴20年以上、そのほとんどをキャッチャーとしてプレーしてきた筆者が、キャッチャーに必要な道具と、それぞれの役割について解説します。

キャッチャーをするために必要な道具

キャッチャーをするために必要な道具は

  • キャッチャーミット
  • キャッチャー防具一式
  • ファウルカップ

などです。ここではそれぞれの道具について説明していきます。

キャッチャーミット

キャッチャーミットは、ピッチャーが投げたボールを捕るための専用のミットです。

キャッチャーは1試合で何十球、場合によっては100球以上の投球を受けるため、一般的な野手用グローブよりも捕球面や手のひら側に厚みがあり、投球を受け止めやすい構造になっています。

草野球でも、キャッチャーとして出場するならキャッチャーミットを使用するのが基本です。

注意したいのが、キャッチャーミットで他のポジションを守ることはできないので必ず通常のグローブも持っておきましょう。

なお、キャッチャーミットはチームで用意している場合もあります。

自分用のミットを購入するか迷っている方は、まずチームに「キャッチャーミットは借りられますか?」と確認してみるといいでしょう。

キャッチャー防具一式

キャッチャーが身に着けている防具一式です。ワンバウンド投球をブロッキングする際やファールチップから身を守ります。

  • マスク
  • ヘルメット
  • プロテクター
  • レガース

などの防具があります。

キャッチャーは、ピッチャーのボールを受けるだけでなく、ファールチップや本塁付近への打球などにも対応する必要があるため、防具をしっかり着用してプレーしましょう。

ただし、キャッチャー防具はチームで用意していることも多いため、初心者が最初から一式を購入する必要はありません。

これからキャッチャーを始めるなら、まずはチームに

「キャッチャー防具は借りられますか?」

と確認してみましょう。

防具をセットで購入する場合に注意したい点は、キャッチャー防具は、マスク・プロテクター・レガースなどを組み合わせて使用します。

ただし、商品によってセット内容は異なります。

例えば3点セットの商品なら、マスク・プロテクター・レガースは含まれていても、キャッチャーヘルメットは別売りの場合があります。

防具をセットで購入するときは、商品ページで「何が含まれているのか」を必ず確認しましょう。

ファウルカップ

ファウルカップは股間を保護するための防具です。

キャッチャーをやっているとワンバウンドのボールや、ファウルチップが股間に当たる危険があります。

またキャッチャーだけでなく内野手や打者でも、打球のイレギュラーやショートバウンドの送球が急所に当たるリスクがあるため着用する選手もいます。

草野球は硬式球より柔らかい軟式球を使用しますが、軟式球でも股間に直接当たれば大きなケガにつながる可能性があります。

そのため、私はキャッチャーをするときはもちろん、ポジションを問わずファウルカップを着用することをおすすめします。

特に野球を始めて間もない初心者の方は、安全にプレーするためにも着用を検討しましょう。

おすすめのキャッチャー道具

キャッチャーの道具が借りられる場合があることはわかった。

でもやっぱり自分の道具がほしい!

そんな方のためにキャッチャー道具におすすめを紹介します。

キャッチャーミット

キャッチャーミットはピッチャーのボールを受けるキャッチャーにとって重要なアイテムのひとつです。

チームで借りられることも多いですが、自分専用のマイミットを持つとキャッチャーというポジションがより楽しくなります。

ただ、キャッチャーミットは革が厚く、新品の状態では硬くて捕球するのが難しいため、試合で使えるようような状態になるまでは時間がかかるものが多いです。

そのため、購入したばかりのミットをいきなり試合で使うのではなく、キャッチボールやブルペンなどで使いながら、少しずつ自分の手に馴染ませていくのが基本です。

チームのミットを借りられるのであれば、時間をかけて自分のミットを型付けしていくことができます。

一方、チームのミットを借りられず、購入したミットを早い段階から試合で使いたい場合は、柔らかめに仕上げられているモデルや、比較的早く使い始められるモデルを選ぶとよいでしょう。

キャッチャーミット選びで失敗しない選び方のポイントは

  • 実際にはめて、自分が扱いやすいミットを選ぶ
    キャッチャーミットは、サイズだけでなく、ポケットの深さやミット全体の形によって操作性が変わります。
    同じ「一般用」のミットでも、実際にはめてみると「扱いやすい」「少し大きく感じる」など、人によって感覚が違います。
    そのため、可能であれば実際に手にはめて、捕球や握り替えがしやすいか確認してから選ぶのがおすすめです。
  • メーカー・ブランド・価格だけで決めない
    有名なメーカーだから、一番ハイグレードだから、値段が高額だから、これらの理由でミットを選ぶのはおすすめしません。
    たしかにこれらはいいミットだと思いますが、「いいミット=あなたに合うミット」とは限りません。
    キャッチャーミットは捕り方によって様々な形があります。メーカーや金額だけで選んでしまうと自分の捕球スタイルに合っていないミットを購入してしまうかもしれません。
  • 初心者はポケットが深めのミットがおすすめ
    キャッチャーミットはポケットが深いとボールをとりやすく、浅いとミットからボールを取り出しやすく、握り替えがスムーズにできるためスローイングが速くなります。
    それぞれにメリット・デメリットはあり好みにもよりますが、私は初心者の方には取りやすさ重視で深めのミットを使うことをおすすめしています。                

ここからはキャッチャーミットのおすすめを紹介していきます。

ZETTソフトステア

ZETTには、初心者でも選びやすいエントリークラスから、上位モデルの「プロステイタス」まで、さまざまなシリーズがあります。

今回紹介する「ソフトステア」はエントリークラスのミットで、革質が柔らかく購入してすぐにキャッチボール程度なら使うことができます。
価格も比較的安価でまさにこれからキャッチャーを始める人の入門用のミットといった感じです。

ZETTネオステイタスシリーズ

ネオステイタスシリーズは、最高位モデル「プロステイタス」より価格を抑えながら、軽量感と高い操作性を持つZETTの中間モデルのシリーズです。

コストパフォーマンスに優れており革の質もよいため、「キャッチャーを本格的にチャレンジしたい、けど費用も抑えたい」といった方におすすめのミットです。

ハタケヤマ

ハタケヤマのキャッチャーミットは、「硬くて丈夫」「捕球音がよい」「高い耐久性で型崩れがしにくく長く使用できる」といった特徴があり、「キャッチャーミットと言えばハタケヤマ」という人もいます。

しっかりとした硬い革を使用しているためベストな状態を長く使用できる反面、使用できる状態になるまでかなり時間がかかるので「これから本格的にキャッチャーでプレーしたい人」や「自分好みのミットをじっくりと育てたい人」向きのミットと言えるでしょう。

ハタケヤマには、捕球時のフィット感や操作性など、キャッチャーミットとしての使いやすさを考えた独自の仕様を採用したモデルもあり草野球でも人気のメーカーで

そして、私自身もハタケヤマのキャッチャーミットを10年以上愛用しています。

年間15~25試合程度の草野球で使用し、使用後の手入れや保管にも気をつけていますが、現在でも現役で使用できています。

もちろん、使用頻度や手入れ、個体差などによって耐久性は変わります。

それでも、実際に10年以上使ってきた経験から、「長く付き合えるキャッチャーミットが欲しい」という人には候補に入れてほしいメーカーです。

ミットこんな人におすすめ
ZETTソフトステアとりあえず始めたい人・ミットを慣らす時間を短くしたい人
ZETTネオステイタスシリーズコストパフォーマンスを求める人・本格的にキャッチャーをしたい人
ハタケヤマ本格的にキャッチャーをしたい人・高耐久のミットが欲しい人

キャッチャー防具一式

キャッチャー防具はファウルチップやクロスプレーの際にキャッチャーの体を守る重要な道具です。

チームで借りられることも多く持っている方は少ないですが

  • 自分の道具にこだわる人
  • 本格的にキャッチャーをしたい人
  • 試合のほとんどをキャッチャーとして出場する人

は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

筆者もマイ防具を持っていますが、マイ防具のメリットとして

  • サイズ・フィット感を自分に合わせられる
    全ての防具を自分の体格に合わせて選べるので、動きやすくなります。
  • サイズを調整する手間がない
    キャッチャー防具はサイズをある程度調整でき、自分のサイズに合わせることができますが、共用の防具だと、他の誰かが使用した後再度自分のサイズに調整する必要があります。
    マイ防具なら自分専用の道具なのでその手間から解放されます。
  • 複数チームに所属していても同じ感覚でプレーできる
    キャッチャー防具はメーカーによって様々な重さや形があり、使用感も異なります。
    マイ防具を持つことで常に同じ感覚でプレーすることができ、プレーが安定します。

キャッチャー防具を選ぶ際のポイントは

  • 大会・連盟の規定に適合しているものを購入する
    大会・連盟に規定に適合していないと、試合で使用することができません。
    具体的には「SGマーク対応商品」や「(財)全日本軟式野球連盟公認 JSBB公認」と書かれたものを購入しましょう。
  • 自分に合ったサイズを買う
    キャッチャー防具は商品によってサイズが違います。大きすぎると動きにくく、小さすぎると体を守ることができません。可能なら実際に装着してから購入するようにしましょう。
  • 動きやすいものを選ぶ
    キャッチャー防具は安全性だけでなく動きやすさも重要です。キャッチャーは、立ったりしゃがんだり防具をつけたまま走ったりと意外と多く動きます。
    そのため、防具を装着した状態でしゃがんだり、立ち上がったりしたときに動きを妨げないかを確認しましょう。
    また、レガース(足の防具)がずれると「走りにくい」・「しゃがんだり立ち上がるときに邪魔になる」ので実際に装着し「キャッチャーの構えをしたときに膝や足首が自然に動くか」を確認するといいでしょう。
  • 防具の重さ
    軽い防具は疲れにくいですが、「軽ければ軽いほどよい」というわけではありません。
    安全性や耐久性とのバランスもあるため、「必要な安全性を確保したうえで、できるだけ動きやすいもの」という考え方がおすすめです。
    特に草野球では、夏場の暑さも考えると、長時間着用しても負担になりにくい防具はメリットがあります。
  • マスクの視界やフィット感を確認する
    キャッチャーはマスクは装着したままピッチャーのボールを捕球したり、バッター・ランナーの動きをみる必要があります。そのため、視界がはっきり見えるかはかなり重要です。
    また、しっかりとフィットしていないと動いたときにずれたりして視界が悪くなり危険なため、装着時には必ず確認するようにしましょう。

おすすめ防具

ハタケヤマのキャッチャー防具の特徴の一つが、プロテクターに採用されている「BiBsorB(ビブソーブ)」です。

軟式野球では、ワンバウンドを体でブロッキングしたときに、遠くにはじいてしまいランナーに進塁されてしまうことがあります。
このプロテクターはワンバウンドしたボールの回転を抑え、衝撃を吸収することで、ボールを前に落としやすくすることを狙ったハタケヤマ独自の機構です。

今回紹介しているCG-SETのプロテクターには、ハタケヤマ独自の「BiBsorB(ビブソーブ)」が採用されています。

こちらのプロテクターは380gと軽量で疲れにくいことから、キャッチャーに慣れていない初心者でも使いやすいです。また、スロートガード(のどを保護する防具)もついており、安全面でも優秀です。

※今回紹介した商品はどちらもヘルメットは別途購入する必要があるのでご注意ください。

ファウルカップの形状

ファウルカップには、商品によってさまざまな形状がありますが、代表的なものとして、

  • レギュラー型
  • テーパー型

の2種類の形状があります。

レギュラー型は一般的な野球用ファウルカップで、全体的に丸みがあり、広範囲をしっかりと保護してくれます。

テーパー型はレギュラー型に比べて細みで高さがある形状で、プレーの動きに干渉しにくいよう設計された商品があります。

また、高さがあるため、装着すると前方への膨らみが目立つ場合があります。

形状によってフィット感や見た目も変わるため、どちらが優れているというより、自分の体格や好みに合うものを選ぶことが大切です。

初めて購入する場合は、まず一般的なレギュラー型を試してみて、フィット感や動きやすさを確認してから、ほかの形状を検討するのもよいでしょう。

ファウルカップはどうやって着用する?

ファウルカップは、ファウルカップ専用のサポーターや、収納ポケットが付いたスライディングパンツなどに入れて使用します。

そのため、ファウルカップ本体だけでなく、固定するための用品も必要です。

結論|キャッチャー道具はいきなり全てを揃える必要はない

キャッチャーミットや防具はチームで所有していることも多く、いきなりすべてを自分で揃える必要はありません。

しかし自分の道具を揃えることによって

  • 自分専用の道具を持つことでプレーの質が安定する
  • キャッチャーというポジションにより愛着がわく

といったメリットがあるので、まずはチームの道具を借りてみて「本格的にキャッチャーとしてプレーしたい」と思ったら道具の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

キャッチャー道具で最初から購入すべきかどうかを以下の表にまとめました。参考にしてみてください。

道具最初から購入する?理由
キャッチャーミット△チームで借りられるなら最初は不要
防具△チームで借りられるなら最初は不要
ファウルカップ○自分用を用意しておきたい
ヘルメット△チーム・大会規定を確認
スラパン
(サポーター)
○ファウルカップを固定するため

キャッチャーの魅力について知りたい人や、初心者でもできるか知りたい人は以下の記事も参考にしてみてください。

草野球のキャッチャーは初心者でもできる?練習方法と魅力を解説 | のぶの草野球初心者ガイド

コメント

タイトルとURLをコピーしました